今回のお囃子ライブで私が出演します【屋敷娘】について少し解説です。
屋敷娘とは大名屋敷に奉公する女性のこと。
当時は武家の娘だけではなく、裕福な町人の娘も行儀見習いのために大名屋敷に奉公していました。
しっかりと行儀作法を身につければ良縁が得られるとされていたからです。
(これは今でも変わりませんね?)
奉公するためには、長唄、常磐津、舞踊などの芸事を身につけていることが必須条件だったため、小さい頃から お師匠さんのもとへ通ってお稽古に励んでいました。
奉公先の屋敷に入ると自由に外出できなかったため、年に数回あるお宿下がり(おやどさがり=お休み)になると実家へ帰ったり、お芝居を観に行くことは彼女たちにとってとても楽しみだったようです。
待ちに待ったお宿下がり、浮き立つ気持ちを抑えきれずに、足取りも軽く登場した娘は花咲く野辺を歩きながら自身を花に例えて恋への憧れを表現します。
そして、春のお花見の際に一目惚れした人のことを思い浮かべて、鞠をついたり、蝶と戯れたり、道草を楽しんでいるうちに帰る時間が迫ってくるというお話。
恋心を明るく表現している演目です。
実はこの屋敷娘は長唄でも演奏されます。
季節ごとに分けて、掛け合いで演奏されることが多かったようです💛
なんとも贅沢🩷
今回は常磐津ですので、普段お囃子ライブで聴いています三味線とどのように違うのかも見どころの一つですね😌
ぜひお楽しみに🙏